SKYFLAG導入3ヵ月後に売上130%増・利用率150%増。広告マネタイズのプロがSKYFLAGを選んだ理由


占いアプリ:『uraraca』『星ひとみの占い』開発・運営
導入目的
- iOSの広告収益を増加させて、アプリ全体の高収益化を実現したい
- リワード広告事業者とのコミュニケーションを円滑に行いたい
導入前に感じていた課題
- 既に行っていたリワードマネタイズにおいて、iOSにおける広告収益が減少
- 前リワード広告事業者との間で、コミュニケーションによるすれ違いが発生
導入前後の効果
- ユーザーのSKYFLAG利用率が150%伸長
- SKYFLAGを導入して3ヵ月後に、売上が130%伸長
はじめに、SKYFLAGを導入いただいている貴社のサービスを教えてください。

西 様:弊社で提供しているマンガアプリ「マンガUP!」「マンガPark」「マンガMee」「サンデーうぇぶり」「マンガTOP」「ヤンジャン!」においてSKYFLAGを導入しており、ユーザー数としては、6媒体合計で約1000万MAU(1ヵ月あたりのアクティブユーザー数)となります。
アプリ毎のユーザーの特徴を教えてください。
西 様:青年誌や少年誌は女性も一定数読まれるため、男性比率は70%程度になりますが、女性誌メインのアプリは100%近く女性になる傾向があります。また、SNS広告で獲得しているユーザーが多いため、若年層の割合が高いことが特徴です。
アプリ毎の広告利用率については、男女比はほぼ同じですが、弊社のアプリは女性ユーザーの多いアプリの方が広告利用率が高い傾向となっています。
貴社のマンガアプリのマネタイズについて教えてください。
西 様:SKYFLAG導入前より、アドネットワーク、オファーウォールでのリワードマネタイズ、動画リワード広告を導入しており、現在もこの3つで広告マネタイズをしています。リリース当初は、アドネットワークとオファーウォールでのリワードマネタイズのみでしたが、カジュアルゲームアプリが増えて、各社とも動画リワード広告で収益化する傾向が強くなってきたことで、弊社も動画リワード広告を導入しました。
広告収益を上げるには広告枠の増加や広告単価を上げる必要がありますが、ユーザビリティを損なうことなく収益を上げるため、単に広告枠を増やすのではなく、ユーザーへの見せ方を変えたり導線を増やすなどの試行錯誤を重ねました。
アドネットワークや動画リワード広告はユーザーにとって利用するハードルが低いので、無課金ユーザーに対してマネタイズしやすい傾向がありますが、オファーウォールでのリワードマネタイズはユーザーにとって利用するハードルが高くなるので、自ずと利用率も低い傾向があります。一方で、アドネットワークや動画リワード広告と比較するとリワードマネタイズはARPPUが高いので、できる限りユーザーにリワードマネタイズを利用していただけるよう、導線や広告案件の個別バナーを表示するなどして運営をしてきました。
収益化にリワードマネタイズは欠かせないと判断し、リリース初期から導入
SKYFLAG導入前より、アドネットワーク、オファーウォールでのリワードマネタイズ、動画リワード広告を導入されていたとのことですが、当時課題に感じていたことはありましたか?
西 様:リリース当初は広告全盛期だったのでユーザー課金よりも広告収益の割合が高く、「マンガUP!」「マンガMee」などの若年層が多く利用するアプリでは、アプリ収益の半分が広告収益でした。そこで、当時はユーザー課金に課題を感じていました。ユーザー課金は課金率や課金額に上限がない分、より伸ばせるはずだとも考えていました。
リリース当初からリワードマネタイズをされていますが、きっかけを教えてください。
西 様:リリース当時は、殆どのマンガアプリでオファーウォールによるリワードマネタイズをおこなっていたので収益化に欠かせない必須事項と考えており、リリース時点では既にリワードマネタイズを導入することが決まっていました。
当時はAPI連携が主流だったので、弊社でも最初はインハウスで運用しており、管理画面で各リワード広告事業者の案件を検索し、一番高い案件を手動で表示させていました。ユーザーから見える画面はSKYFLAGのと同じような画面で、ネイティブで実装していました。各社で独自案件を持っており、日によってA社の単価が高い時もあれば、B社の単価が高い時もあるような状況だったので、自社で調整できることが当時は良いと思っていました。

保立:およそ100案件はあると思いますが、当時貴社が全て手動で運用されていたとは大変でしたね。
その後、どのように運用されていたのでしょうか。
西 様:しばらくは弊社の担当者が目視で管理画面を確認して手動で設定していました。しかし、工数がかかる割に各社で案件単価にさほど差がないことが分かり、運用方針を見直してAPI連携を廃止、iOSとAndroidでそれぞれ別のリワード広告事業者のリワードマネタイズに切り替えました。SKYFLAGを導入する前のことです。
当時リワードマネタイズにはどのような効果を感じましたか?もしくは課題に感じたことがあれば教えてください。
西 様:導入初期からAndroidの広告収益は好調でしたが、iOSは売上やリワード広告事業者とのコミュニケーション部分で限界を感じていました。特に日々のコミュニケーションですれ違いが頻繁に発生していたので、iOSもAndroidと同じ会社に発注するか、別の会社に発注するかを社内で検討していました。
保立:SKYFLAGへの切り替えは、貴社が別のリワード広告事業者を検討されていた時に弊社からご連絡させていただいたことがきっかけでしたよね。
西 様:そうですね。当時Androidでは、案件に挑戦するユーザーに対して2倍のリワードを付与する「スーパーセール」を実施していました。ユーザーから好評だったこともあり、iOSでも同じようにキャンペーンを実施したく貴社に相談しました。
結果的に、ご相談してから1〜2ヵ月でご用意いただき、その後にSKYFLAGの導入に至りましたが、とても早くて驚いたことを覚えています。
導入前には貴社から各社を比較した提案書をいただき、SKYFLAGの広告案件数や広告案件単価に魅力を感じて、iOSでSKYFLAGを導入しました。
コミュニケーション量と質、企画から実行までのスピード感に魅力を感じて導入を決意
SKYFLAG導入前後でSKYFLAGに期待していたことや導入の決め手になったことを教えてください。
西 様:導入の決め手は、貴社の企画から形にするまでのスピードが早かったことです。「スーパーセール」についても、開発に関する仕様変更をスピーディーにご対応いただき、取り組み初期から貴社に信頼を寄せていました。
同時に、企画提案のボリュームの多さに魅力を感じていました。SKYFLAG管理画面や売上の変化だけでは読み取れない案件の傾向や状況を細かく教えていただき、弊社の各アプリに合わせて様々なキャンペーンをご提案いただきました。
保立:SKYFLAGの導入が決まってから配信するまでが短期間だったので、私も印象に残っています。
また貴社のご要望に応じて、SKYFLAGの管理画面とは別で毎日自動更新される日別レポートを作成させていただいていたので、こちらも好評いただいて良かったです。

※グラフで記載している各種データによる数値は、仮数値です
西 様:貴社はアプリを成長させることを目標に弊社と同じ熱量で向き合ってくださったので、SKYFLAG導入前に懸念していたコミュニケーションの滞りが払拭されました。
SKYFLAGを導入した結果、効果はいかがでしたでしょうか?
西 様:最初はiOSのみにSKYFLAGを導入しましたが、すぐにiOSの売上が上がっています。2020年10月〜2021年1月にかけて順次各アプリでSKYFLAGを導入していきましたが、結果的に導入前に貴社からご提示いただいた目標金額には開始3ヵ月で到達し、売上が130%伸長しました。また、iOSの売上が想定よりも良かったことで、数ヶ月後には6媒体全てのAndroidにSKYFLAGを導入しました。
導入後のSKYFLAG利用率が150%増加したアプリもあったので、SKYFLAGのオファー(広告)とユーザーの親和性が高かったのだと思います。さらにSKYFLAGは前リワード広告事業者と比較すると広告案件数が多いので、この点もプラスに働いたと思っています。

細田:SKYFLAGの効果を実感いただき良かったです。SKYFLAGの認知度や利用率に関してはまだ伸び代があると思っているので、ユーザーにとっていかにストレスなく、広告にヘイトがない状態で利用していただけるかを弊社でも検討しています。
SKYFLAG利用ユーザーの行動として、オファー(広告)挑戦後に課金するケースと、課金するモチベーションのあるユーザーがSKYFLAGを利用するケースがありますが、SKYFLAGを利用することでアプリ内のリテンションや課金率、課金額が上がるような施策を今後も積極的に貴社に提案していきたいと思っています。
SKYFLAGの効果検証によりユーザー利用率と収益が向上。他社にない“サポート体制”がもたらした成果
その他、SKYFLAG導入後に感じたことはありますか?

稲垣 様:今までのリワード広告事業者と比較して貴社は、内部改善の提案が充実していると感じました。SKYFLAG導入前までは、オファー(広告)を並べ替えて表示できることを知らなかったので、ユーザーにとって既に挑戦した案件がその後も表示されることで、他案件への挑戦率が下がり、SKYFLAGへのモチベーション自体も下がってしまうことを懸念していました。
一方でSKYFLAGは、一度挑戦した案件を非表示にできることや、ロジックを変えて常にユーザー毎に適切に案件を並べ替えて表示していることを知りました。このようなSKYFLAG内部の改善を日々おこなっていることをポジティブに感じていますし、実際に貴社から並べ替えに関する提案をいただく機会が多かったので印象に残っています。
保立:SKYFLAGには専属のデータ検証チームがおりますので、SKYFLAGの最適化と売上最大化に向けて日々検証をしています。稲垣様に仰っていただいたユーザー毎の案件の並べ替えもそうですし、掲載する案件数や導線バナーのクリエイティブ、ポップアップやデザインフォーマットなど多くの項目で検証をしており、機能開発やUI改善を経てABテストによる効果測定を継続しておこなっています。
数多くの広告案件を保有し、多くの企業様に導入いただいている弊社だからこそ最適な形でSKYFLAGを提供できていると思っているので、貴社にもその効果を実感していただけて良かったです。

稲垣 様:SKYFLAGに関するデータ抽出を細かく依頼させていただくことがありますが、管理画面の数値だけではなく貴社だけが持っているデータを共有していただけるので、施策の振り返りやその後の企画にも繋げやすく大変助かっています。
保立:貴社をはじめ定例会では、各種KPIの推移やユーザーあたりのCV推移、案件別売上推移、新規と既存のユーザー割合を資料にして共有させていただいております。また、SKYFLAGの管理画面には掲載されていない各案件情報を共有させていただき、施策結果のご報告や次回の施策のご提案をさせていただいておりますので、引き続き連携できればと思っております。

ユーザーが挑戦したくなる仕組みを設計、SKYFLAGで目指す広告収益の次なる未来
SKYFLAGに今後期待していることがありましたら、お聞かせください。
西 様:6媒体全てのアプリでのMAUに対するユーザー利用率は、多い順でアドネットワーク、動画リワード広告、SKYFLAGとなっており、SKYFLAG利用率は今後も伸ばせる余地があると思っています。SKYFLAG未利用ユーザーが多いことは、単純にSKYFLAG利用ユーザーを増やすことが収益拡大の解決策になると思うので、利用率を上げるためにユーザーへ見せ方や導線作りについて、引き続き貴社に相談していきたいと思っています。
稲垣 様:広告利用率に関しては、直近は動画リワード広告や静止画広告の収益が下がっているので、相対的にSKYFLAGの存在がこの先さらに大きくなってくると予想しています。ここでしっかりSKYFLAG利用率を上げていくことが重要だと思っています。
また、新しい案件や挑戦するユーザーの見込みが多い案件は弊社でも強化していきたいと思っているので、その上でアンケート広告に期待しています。まずは低単価ですが、ユーザーの挑戦ハードルが低いアンケート広告を通してユーザーにSKYFLAGを知っていただき、今後さらにユーザーのSKYFLAG利用率を上げて、広告収益に繋げていきたいと思っています。
細田:動画リワード広告に関しては年々動画自体の秒数が長くなっており、表示後さらに別の動画を表示するような傾向もあるので、アプリのユーザビリティが下がらないか懸念しています。今後動画リワード広告を視聴しないユーザーが増える可能性も大いにあるので、この機会にアンケート広告を通してSKYFLAGの利便性をユーザーに知っていただきたいと思っています。
最後に、SKYFLAGを検討している方へ一言お願いします。
西 様:貴社には、SKYFLAG導入前と変わらず現在も定期的に会話できる機会をいただいており、大変有難く思っています。導入前後でMTGを設けてくださる企業様は多くいらっしゃいますが、その後も変わらず継続して会話ができて相談できるという点で、大変信頼できるパートナー様だと思っています。
また、企画や施策の振り返りを都度実施してくださることや、データ抽出の点でも都度弊社の要望にお答えいただき、弊社からの疑問点に対するフィードバックにも迅速にお答えいただいており感謝しています。
稲垣 様:リワードマネタイズを取り扱う会社は数社ありますが、Skyfallはその中でも特に媒体側に寄り添って一緒にサービスの成長を考えていただける企業だと感じており、この点は信頼できるポイントだと思うので、SKYFLAGを利用されていない企業様や、現在別の会社を利用されている企業様も、今後はSKYFLAGを検討されるのも良いと思っています。
貴重なお話をありがとうございました。
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