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SKYFLAGを導入いただいたサービスの概要とマネタイズについて教えてください。
島田:「ポーカーチェイス」はバトロワ式オンラインポーカーゲームアプリです。2021年8月31日にリリースし、もうすぐ3周年を迎えます。
マネタイズはゲーム内課金がメインで、広告マネタイズとしてSKYFLAGと動画リワード広告を利用しています。リリースから期間を空けてから動画リワード広告を導入し、その数か月後にSKYFLAGを導入しました。
ユーザーにより深くゲームを楽しんでいただくために
2024年にSKYFLAGを導入いただきましたが、導入に至った背景を教えてください。
島田:売上をあげるために広告マネタイズを始めたいと考えていたため、はじめは市場としても主流な動画リワード広告を入れました。
ただ、動画リワード広告の場合、単価が低い分ユーザーが貰える報酬が非常に少ないんですよね。そのため疑似的な課金体験を提供するということが難しいと感じました。その分、SKYFLAGは高単価なオファー(広告)が多いので、ユーザーが獲得できる報酬が多く、課金をしてガチャを回せるぐらいの体験を提供することができました。
それがユーザーにより深くゲームを楽しんでいただくことにつながると考え、SKYFLAGの導入を決めました。
SKYFLAGを導入することに懸念点はございましたか?
島田:そうですね。SKYFLAGにはアプリのオファー(広告)が掲載されていることが多いので、ポーカーチェイスのユーザーが掲載されている他のアプリに流出してしまうのではないかと心配していました。ほかには、課金ユーザーがSKYFLAGで獲得した報酬でアイテムをゲットできるからという理由で、全体的に課金額が減ってしまわないかと懸念を感じていましたね。
細田:たしかにゲームメディアを運営する企業様とリワードマネタイズの話をするときに、コアユーザーがオファー(広告)に挑戦することで他のゲームに可処分時間を取られてしまうのではないか、という声もよく聞きますね。
そのため、SKYFLAGをご提案して導入してもらう弊社としても、競合や競合近しいゲームアプリはSKYFLAG上に掲載しない、というようなレギュレーションを組みながら企業様に合った形でSKYFLAGを提供しています。
島田:ポーカーチェイスもレギュレーションを組んでいただきました。また、導入前に実績を元に想定売上を出していただいたので、そこで懸念は払拭されました。
細田:ありがとうございます。元から島田さんにリワードマネタイズの知見が非常にあったこともSKYFLAGを導入していただいた理由につながるかもしれないですね。
リワードマネタイズについて詳しく知らないと、マネタイズとして導入検討する上で様々なリスクを考えてしまうと思いますが、島田さんは今までリワードマネタイズに関連する仕事をされていたので、SKYFLAGを導入することでゲームの持つ世界感が崩れることはなく、コアにゲームで遊ぶユーザーが離脱するようなリスクもないので問題ないと判断いただけたのだと思います。
SKYFLAG導入前に期待されていたことを教えてください。
島田:収益性ですね。ほかには、無課金ユーザーがSKYFLAGを通して疑似的な課金体験をすることによってゲームの魅力を感じてをさらに継続してプレイしてくれることや、その後の課金転換を期待していました。
SKYFLAGの導入により収益増加とユーザーの継続率伸長を実現
SKYFLAG導入後の収益や効果についてはいかがでしょうか?
島田:収益は導入前にシミュレーションで出していただいた想定と同じくらいなので、想定通りにあがりましたね。結果として、SKYFLAG導入後に広告収益は2倍になりました。
動画リワード広告の収益に変化はなく、SKYFLAGの収益分が増加した結果になったので、うまく広告マネタイズを併用できました。
細田:一般的に、SKYFLAGを利用することで動画リワード広告の収益が下がりそうなイメージを持たれることが多いと思いますが、実際は動画リワード広告と使い分けができていることが、収益結果に反映されていますね。
島田:継続率については、SKYFLAGを利用したことのないユーザーよりもSKYFLAGを利用したことがあるユーザーのほうが継続率が高いことがわかりました。無課金ユーザーだけでなく、課金ユーザーも継続率が非常に伸長したため、SKYFLAGの導入がゲームをより楽しんでいただける環境作りに繋がったと感じています。
座間:ARPUや遷移率も高く、この点もSKYFLAGがポーカーチェイスのユーザーに興味を持っていただけている印象ですね。たとえば動画リワード広告と比較したときに、動画リワード広告はユーザーが意図しない形で広告が流れるというケースが多いと思いますが、SKYFLAGはユーザーがSKYFLAGのオファー(広告)が見たいと思って初めてユーザー自らが導線をクリックするので、遷移率が高いのはそれだけユーザーとSKYFLAGに親和性があったのだと感じますね。
島田:導入前に感じていた、SKYFLAGのオファー(広告)に挑戦することで他のアプリに可処分時間が奪われてしまうのではないかという懸念は、継続率が向上したという実績からも払拭されました。
収益などの実績以外で満足されていることがあれば教えてください。
島田:一つはSKYFLAGが横画面でプレイするようなサービスのデザインにも対応しているということですね。
ポーカーチェイスは横画面のサービスなので、SKYFLAGに遷移したときに縦画面になってしまうとユーザーにとって使いづらくゲームの世界観も崩れてしまうので、横画面のデザイン性には満足しています。
二つ目は導入工数があまりかからないということですね。SKYFLAGを導入すると決めてから約1か月でリリースすることができたので、導入ハードルは低いと思います。
座間:ありがとうございます。デザインについては、横画面や縦画面以外にも様々な部分のカスタマイズができるので、サービスデザインに合った形でSKYFLAGを導入いただくことができます。
導入工数に関しましても、企業様の希望や状況などにもよりますが開発部分だけでは早くて約2週間で完了するので、早く導入したいという企業様からも好評をいただいております。
ポーカーチェイスの魅力を更に伝えていくために
最後に、今後挑戦していきたいことがあれば教えてください。
島田:将来的には世界展開を見据えてアプリを運営していますが、そのためにもまずは国内ユーザーに向けて、今まで以上にさらにポーカーチェイスを利用していただき、アプリの魅力を伝えていくことが目標です。
今回SKYFLAGを導入したことで、今まで無課金が故にプレイに制限のあったユーザー達が、SKYFLAGを通してコインを獲得し、ゲーム内でガチャを回すことができたり、新しいキャラやアイテムを獲得できるようになり、SKYFLAGを利用するユーザーの継続率に上昇傾向がありました。今後もSKYFLAGを活用しながらユーザーに対する新たな価値を提供し、同時に広告マネタイズと課金を並行して高収益化に繋げることに挑戦していきたいと考えています。
細田:国内ゲームアプリのマネタイズが課金中心の現状ですが、今回ポーカーチェイスがSKYFLAGを導入したことで、課題に感じていた無課金ユーザーの収益化に成功したことが大きな成果だと感じています。そのなかで、ゲームアプリを運営される企業様が懸念に思われるような既存ユーザーへのマイナスな影響がなく、収益化とユーザーKPIの活性化の両者においてプラスな影響を生み出すことができ、我々も大変嬉しく感じています。
SKYFLAGのコンサルティングサービスでは、企業様のサービスに合ったご提案やレポーティングを実施しています。
ユーザー分析からサービス内の課題提起、更にはどのように広告収益を伸長させていくかの解決策を提案させていただいておりますが、今後も継続してポーカーチェイスの高収益化とユーザー体験の創出に貢献できるように、我々もコンサルティングにより一層注力していきたいと思っています。