昨今、Webサービスやスマートフォンアプリにおいて、収益化の取り組みがますます活発になってきています。
マネタイズ手法も多様化しており、アプリ内課金やサブスクリプション等に加えて、広告を組み合わせたハイブリッド型の収益モデルを取り入れる事業者も増加傾向にあります。
本記事では、こうした「広告マネタイズ」の中でもリワード広告に焦点を当て、その種類やメリットについてご紹介します。
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リワード広告とは?
リワード広告とは、ユーザーが広告をクリックした後に、動画の視聴やアプリのインストール、商品購入など、一定の成果を達成することで報酬を得られる仕組みの広告を指します。
付与される報酬は、主にWebサービス内やアプリ内で利用可能なポイントであることが多く、ユーザーはそれを活用してお得に商品を購入したり、アプリ内課金に充てたりすることができます。
ユーザーがポイントを貯める上でポイント圏を意識したり、ポイントを利用する上で重要視することが多様化する背景の中、リワード広告もいくつか種類があり、それぞれに特徴やメリットがあります。
リワード広告の種類とメリット
オファーウォール広告
オファーウォール広告とは、アプリ内に専用のページを設けて、そこに様々なオファー(広告)を掲載する広告のことです。オファー毎に、他のアプリのインストールや会員登録、サブスクリプションの有料登録などの様々な成果地点が設けられ、ユーザーがオファーを達成すると、その見返りとして報酬を得ることができる仕組みです。
・ユーザーが自発的に参加できるため、強制感がなく、ユーザー体験を損なわない。
・多様なオファーがあることでユーザーが長時間アプリに滞在し、
エンゲージメントやロイヤルティを高めることが期待できる。
・ユーザーが多様なオファーに触れることで、
常に興味やニーズを刺激することができる。
・広告主から高い報酬を得られることが多いため、収益性が高い。

動画リワード広告
動画リワード広告とは、ユーザーが動画広告を視聴することで報酬を得られる広告のことです。動画広告は、通常15秒から30秒程度の短いものが多く、スキップできない場合もあります。
・動画は静止画よりも情報量が多く、インパクトが強いため、広告効果が高い。
・動画は音声や音楽も含むため、感情に訴えることができる。
・動画はストーリー性やエンターテイメント性が高いため、
ユーザーの記憶に残りやすい。
・ユーザーが動画視聴を完了するまで報酬が得られないため、
視聴完了率が高くなります。
インタースティシャルリワード広告
インタースティシャルリワード広告とは、アプリの画面遷移時に全画面で表示される広告のことです。広告は、動画や静止画のどちらのパターンもあり、ユーザーが広告をクリックするか、一定時間経過すると、報酬が得られます。
・広告が全画面で表示されるため、ユーザーの注意を引きやすい。
・広告が画面遷移時に表示されるため、ユーザーのアプリ操作を妨げない。
・広告が一定時間表示されるため、広告内容を十分に伝えることができる。
・ユーザーが広告をクリックすると、広告主のランディングページに誘導されるため、
コンバージョンを獲得できることが期待できる。
ネイティブリワード広告
ネイティブリワード広告とは、アプリのコンテンツやデザインに合わせて、自然に溶け込むように表示される広告のことです。広告は、動画や静止画のどちらのパターンもあり、ユーザーが広告をクリックするか、一定時間経過すると、報酬が得られます。広告がアプリのコンテンツやデザインに馴染むことにより、以下のようなメリットがあります。
・ユーザーの抵抗感や不快感を減らすことができる。
・広告ブロックなどの対策を回避することができる。
・ユーザーの関心や信頼を高めることができる。
・クリック率や視聴率を向上させることができる。
以上、リワード広告の種類とメリットについての紹介でした。自社のサービスに合ったリワード広告を選択して、効果的なマネタイズを実現しましょう。
SKYFLAGについて

『SKYFLAG』は、ユーザー体験に寄り添ったリワードマーケティングプラットフォームです。
リワードを活用した独自のモデルを確立し、マネタイズ・プロモーション・リサーチという分野で、総合的なマーケティング支援を行っています。
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